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非抜歯症例集 Archive

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症例13 成長期の上顎前歯前突

                   症例13

               成長期の上顎前歯の前方傾斜
                   【非抜歯症例】





【主訴】   患者さんは、上の前歯2本の突出感を気にして来院されました。

【検査結果】 骨格的(上下のあごの骨の大きさ)には、上あごが下あごより少し大きく、
       上の前歯は大変前方に傾斜していました。下あごの成長がやや少なく、
       これらの原因により出っ歯感が強調されていました。

【診断】   上顎前突(上顎前歯の前方傾斜を伴う)

【治療方針】 治療は非抜歯で行う。前突感は、上の歯列を後方に移動すること、および、
       下あごの良好な成長が期待されるので成長コントロ−ルを積極的に行う事で
       改善を予定。

【抜歯部位】 非抜歯 [第三大臼歯(親知らず)]



                治療前(12才2ヶ月)

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               治療後(16才8ヶ月)
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                 【治療前後の比較】
横顔の比較         
          1485M.O._AC横顔完成ブログ

                   12才2ヶ月(治療開始時) 
                       16才8ヶ月(治療終了時) 


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        治療前                   治療後

          変化
               治療前後の歯と口唇の変化



                治療前(12才2ヶ月)
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               治療後(16才8ヶ月)
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                治療前(12才2ヶ月)
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               治療後(16才8ヶ月)
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               【院長からのメッセージ】

 患者さんは矯正治療に対し非常に積極的で、私たちの指示もきっちりきてくれました。
治療は4年6ヶ月かかりました。これは、成長をコントロールする事と歯を抜いていな
いため第二大臼歯の萌出が少し遅れた事によるものでした。感想文の中に『まだ少し
前歯は出ていますが.....』とありますがもし抜歯をしていると、唇が後退しすぎオト
ガイが強調され一見受け口の顔貌になってしまいます。データを見直してみると、
上の前歯は平均値より、1mm、2°程度の前方の傾斜が見られました。
しかし、人の顔の変化を10年単位で考えてみると、少しずつ口元は後退(歯も骨も)
していきます。もし、抜歯をしていれば、時が経つと口元のしわになったりします。
これらを考えると診断は、適切だったのではないかと今は考えています。治療の正否は
今判断するものではなく、その方の一生を通じて見ていかなくてはなりません。自分の
判断が誤っていない事を切に願っています。





              【患者さんからのメッセージ】

院長   : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

M.O.さん : 「私が小学生で、前歯が出ていることを気になり始めた頃、友達とふざけ合ってて、
      『Mちゃんって出っ歯だよね』とさりげなく言われた一言がとてもショックで、
      ますます歯の事がコンプレックスになり、『矯正がしたい!』と強く思うように
      なりました。」


院長   : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

M.O.さん : 「やはり周りの友達がどう思っているのかなあとか普通にしていても前歯2本だけ
      見えるのがすごく嫌でした。」


院長    : 「治療前に不安はありましたか?それは何でしたか?」

M.O.さん : 「笑った時にギラッてなることや、痛いんだろうな~と思いましたが『早く綺麗に
      なりたい!』という思いの方が強かった気がします。」


院長    : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?また、装着してどうでしたか?」

M.O.さん : 「少しありました。装着してからは、少し喋りにくいと思いましたが、私の器具は
      透明だったので、想像していた程、強い印象ではなくて安心しました。」


院長    : 「 治療期間が、約4年半かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

M.O.さん : 「強く締めた後の3日間くらいは、歯に触れるのも痛くて、やわらかい食べ物のみの
      食事だったのでダイエットには最適でした(笑)はりがねで口内炎になる事は
      しょっちゅうで、器具に物がはさまりやすく、歯磨きが大変でした。でも、
      矯正中の友達が多くて、”矯正話”で盛り上がったり(笑)慣れてくると何の
      抵抗もなく、人と違うというのも全然嫌じゃなかったです。」

                                                   
院長    : 「 治療が終わった今の気分は?」

M.O.さん : 「器具を4年半ぶりに取った時、普通に口におさまる感じや、喋りやすさ、笑いやすさ、
      歯のツルツル感、本当に、今でも感動の気持ちです。以前より、ずっと笑う
      回数が増えました。改めて写真を見ると、まだ少し前歯は出ていますが、
      全体の歯並びが本当に綺麗で自分の歯とは思えないくらいで、本当に嬉しい
      です。高校生のうちに終わった事もとても嬉しくてがんばってきて良かった
      です。」


院長    : 「 その他何か感想はありませんか?」

M.O.さん : 「感謝の気持ちでいっぱいです。院長先生や、助手さんなど、全体がすごく
      Friendlly & at homeな雰囲気で、とても楽しい時間でした。ありがとうござい
      ました。これからも、度々よろしくお願いします。」

             
院長    : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

M.O.さん : 「今、自分の歯をコンプレックスに感じていたら、きっと一生歯を気にし続けると
      思うんです。
      後悔すると思ったら、今がchanceです。私は、この綺麗な歯を一生大事に
      したいと思います。」




























症例12 成人症例における反対咬合(受け口)叢生(乱杭歯を伴う)

                        症例12

          成人における上顎前歯部叢生を伴う骨格性反対咬合症例 27才2ヶ月  女性
                      【非抜歯治療症例】



【主訴】   患者さんは、前歯の反対咬合(受け口)と叢生(乱杭歯)を主訴で来院されました。

【検査結果】 骨格的(上下のあごの骨の大きさ)には、下あごが上あごより大きく、上の前歯は
       前方に、下の前歯は内側に傾斜していました。

【診断】   上顎歯列弓の叢生を伴う骨格性反対咬合(受け口)
       本症例は矯正治療のみで行うか、矯正治療と外科的にあごの骨を短くする手術を併用
       して行う(外科矯正)かのボーダーラインの症例でした。患者さんとこの点をよく
       相談した結果、矯正治療のみで治療しました。
       左上の第二小臼歯が欠損(喪失)しておりスペースがありました。このスペースは
       上下の真ん中が著しくずれていたため、この改善のため閉じる事にしました。

【抜歯部位】 下の親知らず
        X88.jpg

   [抜歯・非抜歯の判定]
     分析の結果、本症例の下の前歯は内側へ大変傾斜をしており、抜歯を行う事でより
     いっそう下の前歯が内側へ傾斜してしまいます。機能的にも、審美的にも問題が
     生じるため非抜歯としました。




                治療前(27才y2ヶ月)

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顔の正面感(正貌)において、笑った時に上の歯がほとんど見えず、下の前歯がよく見え
受け口である事がはっきりわかります。
横顔(側貌)において、中顔面の後退感が見られ受け口の典型的な側貌感を示しています。
歯並びにおいて、上の前歯に叢生(乱杭歯)が見られ、左上の小臼歯が欠損(喪失)しスペースがあります。

                      治療前
      09_02_07_1504_02正中
    顔の真ん中(正中)に対し、上の前歯が右へ3mm程度偏位していました。



                治療後(29才y10ヶ月)

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治療前は、笑った時に上の歯がほとんど見えず下の前歯がよく見え、受け口である事がはっきり
わかりましたが、治療後においては上の前歯と下の前歯の見えるバランスがとても自然な感じに
改善さ
れました。
横顔(側貌)において、中顔面の後退による受け口の典型的な側貌感は、少し改善されました。
完全な改善のためには、外科矯正が必要と考えられます。
歯並びにおいて、上の前歯に叢生(乱杭歯)はきれいな歯並びになっています。左上の小臼歯の
欠損部(喪失)のしスペースは閉鎖されています。
                      治療後
      1504_27y2m_C_02正中
   顔の真ん中(正中)とずれていた、上の歯並びの真ん中はあっています。



                   【治療前後の比較】

横顔の比較

        1504_AC.jpg
                   27才2ヶ月(治療開始時) 29才10ヶ月(治療終了時) 

                 治療前(27才y2ヶ月)
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                 治療後(29才y10ヶ月)
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                 治療前(27才y2ヶ月)
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                 治療後(29才y10ヶ月)
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               【院長からのメッセージ】

 患者さんは矯正治療に対し非常に積極的で、私たちの指示もきっちりきてくれました。治療は2年8ヶ月かかりました。これは、上下の歯並びの真ん中を合わすのと、右上の前歯が内側に転移していたのを改善するのに通常の症例に比べ約1年治療期間が延びました。治療後に後戻りが考えられるため(特に上の前歯)、後戻り防止装置は上下ともに固定式にしました。固定式の装置は、通常歯の裏側にするのですが、ブラッシングがしやすい表にして欲しいと希望があったので上の装置は表に装着しました。




              【患者さんからのメッセージ】

院長   : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

C.M.さん : 「 子供の頃すすめられていたが、見ためが嫌でした。大人になってから歯並びをなおしたいと
     思うようになり、他院で検査までうけたが決心ができませんでした。」


院長   : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

C.M.さん : 「 ありました。」

院長    : 「治療前に不安はありましたか?」

C.M.さん : 「 ありました。」

院長    : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」

C.M.さん : 「 ありました。」

院長    : 「 治療期間が再治療を含め、約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

C.M.さん : 「痛い時の食事が大変でした。子供と一緒に離乳食を食べてました、又、ゴムをかけていると
     仕事で話がしにくいのが大変でした。」

                                                   
院長    : 「 治療が終わった今の気分は?」

C.M.さん : 「 生まれてはじめての美しい歯並びでとてもうれしいです!」

院長    : 「 その他何か感想はありませんか?」

C.M.さん : 「 悩んでいる間に始めていれば良かったな..‥。」
             
院長    : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

C.M.さん : 「 子育てと仕事復帰、二人目の妊娠、出産を矯正中に経験しましたがなんとかなります!!」




症例11 成人開口症例

                       症例11

                  成人開口症例 19才10ヶ月  女性
                      【非抜歯治療症例】



【主訴】      前歯でものが食べれない。発音がしにくい。

【検査結果】    上下の骨格の大きさの不調和(出っ歯、受け口)はさほど大きく無く、わずかに
          上あごの骨が下あごの骨より大きい上顎前突(出っ歯)でした。
          上下前歯の傾斜は、上下ともにわずかに前方へ傾斜していました。
          歯とあごの関係は、わずかに上の歯ならびに叢生(乱杭歯)が見られました。

             舌の大きさA
         舌の大きさは現在あまり大きく感じませんが、前方部の開口を
         閉じると舌の形態が変化するので注意が必要です。


【診断・治療方針】 開口の原因は、上の前歯が舌によって上方へ持ち上げられて起こったものでした。
          治療は上の前歯を改善する事と、前歯の傾斜を改善することにしました。
          開口症例は、舌の運動が改善されないことによる後戻りが多く見られます。

【抜歯部位】    非抜歯  88X88.jpg

          



                    【開口の種類】

      今回説明する舌の働きは、高齢者の摂食嚥下障害とは少し論点が違います。
    人が成長過程で起こる舌の運動機能の誤りであって、舌運動機能障害ではありません。

〈歯性の開口〉
               舌の使い方を誤ったために起こる開口 

        (1)前方部開口                (2)側方部開口
  咬合平面_11   側方開口
    (1)前方部開口は、舌の先を上下前歯の間に挟んだために起こります。
    (2)側方部開口は舌の横の部分を上下側方歯の間に挟んだために起こります。
   
    予防方法は、つばを飲み込む時に舌の先を上の前歯と歯ぐきの境界部に当てるようにして下さい。
    
    開口が3才を越えて治らない場合できるだけ早い時期に矯正専門医に相談をして下さい。

    文献によると、10才までの治癒率(予後の安定度)は70%程度と言われていますが、
    10才以上の場合は30%以下になるといわれています。

    舌の運動の中で同じ運動パターンをするのが、嚥下運動(つばを飲み込む運動)です。
    (食物嚥下とは区別して下さい。)

    1日平均 約1500回程度と言われています。その度に舌の先を上下の前歯の間に挟み込みます。
   この運動が一番歯に影響を与えます。この運動は前方部開口に多く見られます。

    側方部開口は、舌が大きい場合によく見られます。この場合、舌を切って小さくする手術法が
   用いられます。

〈骨格性の開口〉
         成長過程において、上下の骨の成長方向が違ったために起こる開口

                     骨格性開口
             骨格性開口
    骨格性開口は上下の骨の成長過程において、上下の骨が固有の成長方向に成長するため、予防の
   方法がありません。舌の運動は上下の歯がかみ合っていないためつばを飲み込む時に、前方、側方部の
   歯と歯の間に挟みます。(口を開けてつばは飲み込みにくいため)




                   治療前(19才10ヶ月)

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                  治療終了時(21才6ヶ月)

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                    【 治療前後の比較 】
横顔の変化
            1555MT_03AC.jpg
                治療前(19才10ヶ月) 治療終了時(21才6ヶ月)
                 側貌感は良好だったので、現状維持に努めた。

歯並びの変化
                  治療前(19才10ヶ月)
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                  治療終了時(21才6ヶ月)
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                  治療前(19才10ヶ月)
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                  治療終了時(21才6ヶ月)
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前歯の変化
  A前歯  C前歯
        治療前(19才10ヶ月)          治療終了時(21才6ヶ月)

舌の変化
  舌の大きさA 舌の大きさC
        治療前(19才10ヶ月)          治療終了時(21才6ヶ月)

            前方部開口を閉じると、やはり舌の形態が変化しました。 





               【院長からのメッセージ】
本症例は、改善すべき問題点の種類は多くありませんが、要注意点は、
  (1)顔のの長さが長くならない様にする。
  (2)舌運動をしっかり改善する。
  (3)少し出っ歯傾向にあったので、前歯をしかり後方に移動させる。
  (4)下の歯列弓の側方部が少し内側に傾斜しているので、少し拡げ舌の置き場を確保する。

 一つ一つの問題が大きいので、きっちりとした治療および改善が必要でした。予後において、この状態を
維持していきたいと思います。最初にも述べた様に10才を越えた症例では治癒率(予後の安定を含め)
30%以下と言われているので、後戻りした場合は、後戻りの状態をよく見て再治療を行うことも含めた
予後の経過観察を行っていきたいと思います。





              【患者さんからのメッセージ】

  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  M.T.さん : 「笑った時の歯並びが気になっていた。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  M.T.さん : 「あったと思います。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  M.T.さん : 「続けられるのか不安でした。(装置をつけたままの状態を)」                                          
  院長   : 「治療期間が約1年半かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  M.T.さん : 「治療中のゴム付け。」

  院長   : 「矯正の装置は気になりませんでしたか?」

  M.T.さん : 「最初は不安でしたが、やってみると気になりませんでした。」  

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  M.T.さん : 「歯を見せたくなりました!」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  M.T.さん : 「こちらに来て、キレイな歯並びになれたことを感謝しています。
         これからも宜しくお願い致します。」

 
  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  M.T.さん : 「開口で悩んでいる人は、ぜひおすすめです。」                                   





症例10 両側性下顎犬歯の埋伏症例

                       症例10

        両顎下顎犬歯の埋伏(両方の下の犬歯が骨の中に埋まっている状態)9才4ヶ月  女性
                      【非抜歯治療症例】



【主訴】
  両顎下顎犬歯の埋伏(両方の下の犬歯が骨の中に埋まっている状態)を主訴とし来院されました。

【検査結果
  検査の結果、両側下顎犬歯の埋伏以外には大きな問題は見当たらなかった。
      Dental.jpg 1149_A_066
          下顎犬歯の位置         下顎前歯の下に犬歯がありました。


          CT.jpg
          骨の中のどの位置にあるか調べるためにCTをとりました。


【診断・治療方針】
  現在3年生(9才)ということと、犬歯の状態をしばらく観察した上で装置の装着時期を
  相談し、その後、犬歯の埋伏、および、かみ合わせの回復を行う事にしました。

【抜歯部位】
  X88.jpg



                   治療前(9才4ヶ月)
1149_A_01  1149_A_02  1149_A_03  1149_A_04

1149_A_05 1149_A_06 1149_A_07

1149_A_08 1149_A_09 1149_A_10
           
          パ_A
                治療開始時のパノラマX線

          パ_B
              開窓直前のパノラマ線(10才8ヶ月)



                15才9ヶ月(治療終了時)
08.05.17_1149完成_01  08.05.17_1149完成_02  08.05.17_1149完成_03  08.05.17_1149完成_04

08.05.17_1149完成_05 08.05.17_1149完成_06 08.05.17_1149完成_07

08.05.17_1149完成_10 08.05.17_1149完成_08 08.05.17_1149完成_09

          パ_C
          他の歯とも平行に並び、とても機能的な口になりました。




                 治療後3年経過(18才9ヶ月)
1149_D2顔口完成01  1149_D2顔口完成02  1149_D2顔口完成03  1149_D2顔口完成04

1149_D2顔口完成05 1149_D2顔口完成06 1149_D2顔口完成07

1149_D2顔口完成08 1149_D2顔口完成09 1149_D2顔口完成10
          治療後3年が経過しましたが、とても安定しています。



治療後3年経過時のパノラマX線。下の第三大臼歯(親知らず)も抜歯が終わっています。





                    【 治療前後の比較 】

横顔の変化
            1149_A_CD2顔完成
            9才4ヶ月(治療開始時) 15才9ヶ月(治療終了時) 18才9ヶ月(治療後3年経過)

 上下唇が後退し、リップバランス(唇のバランス)が改善され、とてもバランスのいい横顔(立体的な顔立ち)
になりました。

歯並びの変化
                   初診時(9才4ヶ月)
1149_A_05 1149_A_06 1149_A_07
                  治療終了時(15才9ヶ月)
08.05.17_1149完成_05 08.05.17_1149完成_06 08.05.17_1149完成_07
                 治療後3年経過(18才9ヶ月)
1149_D2顔口完成05 1149_D2顔口完成06 1149_D2顔口完成07
                   初診時(9才4ヶ月)
1149_A_08 1149_A_09 1149_A_10
                  治療終了時(15才9ヶ月)
08.05.17_1149完成_10 08.05.17_1149完成_08 08.05.17_1149完成_09
                 治療後3年経過(18才9ヶ月)
1149_D2顔口完成08 1149_D2顔口完成09 1149_D2顔口完成10

レントゲンの変化
                    初診時(9才4ヶ月)
            パ_A

                開窓直前のパノラマ線(10才8ヶ月)
            パ_B

                   治療終了時(15才9ヶ月)
            パ_C

                   治療後3年経過(18才9ヶ月)








               【院長からのメッセージ】
 下顎犬歯の埋伏症例は、上顎犬歯の埋伏に比べ歯を移動する骨の厚みが非常に狭いため、慎重に移動させる必要があります。早く移動させたり、少しでも歯を骨から外に出すと、歯ぐき、骨の退縮が起こり歯肉が下がり将来歯槽のうろうになりやすくなります。

            CT.jpg

 治療は丁寧に時間をかけて行った結果、実質6年間かかりました。歯肉の退縮も見られずとてもきれいに治りました。矯正治療は術者だけの力だけでは決して成功しません。患者さんの協力があってこそ成功します。患者さんも6年という長い間辛抱して通院してくれました。本当に感謝します。この様にして得た素晴らしい歯並び『口腔環境』を大事にして下さい。




              【患者さんからのメッセージ】

  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  A.T.さん : 「犬歯が骨の中に埋まっていたから。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  A.T.さん : 「特になかったです。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  A.T.さん : 「痛いかなぁ? という不安がありました。」                                          
  院長   : 「治療期間が約6年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  A.T.さん : 「装置が痛かったこと。」

  院長   : 「矯正の装置は気になりませんでしたか?」

  A.T.さん : 「装置が引っかかったりして気になりました。」  

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  A.T.さん : 「歯並びがきれいになってうれしいです。」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  A.T.さん : 「長い治療でしたが、矯正をしてよかったと思います。」
 
  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  N.T.さん : 「装置は痛いですが、がんばってください。」                                     




症例7 叢生(乱杭歯)及び わずかな反対咬合(受け口)

                        症例7

          上顎前歯の叢生(乱杭歯)、及び、反対咬合(受け口)11y0m  女性
                      【非抜歯治療症例】


【主訴】   前歯の叢生(乱杭歯)

【検査結果】 骨格的には少しではありますが上顎骨が小さい事による反対咬合(受け口)でした。
       上顎前歯の唇側傾斜(上の前歯が外側に傾斜をしている)、下顎前歯の舌側傾斜(下の
       前歯が内側に傾斜をしている)しているため前歯は反対咬合にはなっていませんが、
       上下の前歯を正常な傾斜にすると反対咬合(受け口)になります。叢生量は上顎歯列弓が
       -5mm(5mmスペース不足)、下顎歯列弓は-6mm(6mmスペース不足)でした。

【診断】   わずかな反対咬合、および、上顎前歯の唇側傾斜(上の前歯が外側に傾斜)、下顎前歯
       の舌側傾斜(下の前歯が内側に傾斜)があるため、予後の安定、審美的、および、機能
       を考えると、非抜歯で治療する症例であると考えました。

【抜歯部位】
      上下左右 8



                    治療前(11y0m)
1266_Aマスク_01 1266_Aマスク_02  1266_Aマスク_03  1266_Aマスク_04
1266_A_05 1266_A_06 1266_A_07
1266_A_08 1266_A_09 1266_A_10


                    治療後(15y4m)
1266Cマスク_01 1266Cマスク_02 1266Cマスク_03 1266Cマスク_04
1266C_05 1266C_06 1266C_07
1266C_08 1266C_09 1266C_10



                       再治療
 治療終了時の患者さんの年齢は15才4ヶ月で157cmでした。お母さんの身長は168cmなのでこれから大きな成長があるのではないかと考えられました。治療終期においてこの点に注意を行いましたが、成長がほぼストップしていたので治療を終わる事にしました。予後の経過観察中に下顎骨(下あご)の成長があった場合は再治療が必要であると説明し経過観察に入りました。経過観察中に下顎骨の前方成長が約1mmあり、下の歯列全体が前方へ移動し咬合の位置がずれました。完全に成長が止まった時期をみはかり再治療する事にしました。


                    再治療前(17y5m)
10.01.09_1266顔口完成_05 10.01.09_1266顔口完成_06 10.01.09_1266顔口完成_07
10.01.09_1266顔口完成_08 10.01.09_1266顔口完成_09 10.01.09_1266顔口完成_10


                    再治療後(17y11m)
1266D2マスク_01 1266D2マスク_02 1266D2マスク_03 1266D2マスク_04
1266D2_05 1266D2_06 1266D2_07
1266D2_08 1266D2_09 1266D2_10

            再治療は約6ヶ月程度で終了する事ができました。



                   【治療前後の比較】

横顔の比較
            1266横顔完成
                 11y0m(治療前) 15y4m(治療後) 17y11m(再治療後)

歯並びの比較


                    治療前(14y11m)
1266_A_05 1266_A_06 1266_A_07
                    治療後(15y4m)
1266C_05 1266C_06 1266C_07
                    再治療前(17y5m)
10.01.09_1266顔口完成_05 10.01.09_1266顔口完成_06 10.01.09_1266顔口完成_07
                    再治療後(17y11m)
1266D2_05 1266D2_06 1266D2_07

                    治療前(14y11m)
1266_A_08 1266_A_09 1266_A_10
                    治療後(15y4m)
1266C_08 1266C_09 1266C_10
                    再治療前(17y5m)
10.01.09_1266顔口完成_08 10.01.09_1266顔口完成_09 10.01.09_1266顔口完成_10
                    再治療後(17y11m)
1266D2_08 1266D2_09 1266D2_10



               【院長からのメッセージ】

 患者さんは、非常に治療に協力的で、指示をきっちり守って下さいました。もちろん、4年近い治療期間、および、再治療において、無断キャンセル、アポイント変更も無くきっちり来院されました。ブラッシングにおいてもきちんとみがいてくれました。また、一度装置をはずしもう一度治療をするというショックに対しきちんと向き合ってくれました。本当に感謝します。
 本症例は、叢生(乱杭歯)量が多く歯列弓の形態、機能、審美性を確立する事が難しい症例でした。特に多く叢生がみられ(顎が小さいため歯が生えるスペースが足らない)、これを改善するために歯列弓の形を(正常で機能的な形)を犠牲にしないことに注意しました。また、お母さんの身長が168cmと高いため成長の終わりを予測する事が困難でした。矯正治療を最後まで頑張ってくれました。
 現在、予後の観察中で治療後約1年弱が経過しておりますが安定しています。
 





              【患者さんからのメッセージ】


  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  N.T.さん : 「歯並びがきになったから。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  N.T.さん : 「特にありません。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  N.T.さん : 「 ありました。」                                          
  院長   : 「治療期間が約4年間かかり、再治療もしましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  N.T.さん : 「治療した後の痛み。」

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  N.T.さん : 「歯並びがきれいになってホッとしてる。」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  N.T.さん : 「とくにありません。」
 
  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  N.T.さん : 「 大変だけど治療が終わった時にやってよかったと思えます。」                                     




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