Home > 2011年11月

2011年11月 Archive

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

症例11 成人開口症例

                       症例11

                  成人開口症例 19才10ヶ月  女性
                      【非抜歯治療症例】



【主訴】      前歯でものが食べれない。発音がしにくい。

【検査結果】    上下の骨格の大きさの不調和(出っ歯、受け口)はさほど大きく無く、わずかに
          上あごの骨が下あごの骨より大きい上顎前突(出っ歯)でした。
          上下前歯の傾斜は、上下ともにわずかに前方へ傾斜していました。
          歯とあごの関係は、わずかに上の歯ならびに叢生(乱杭歯)が見られました。

             舌の大きさA
         舌の大きさは現在あまり大きく感じませんが、前方部の開口を
         閉じると舌の形態が変化するので注意が必要です。


【診断・治療方針】 開口の原因は、上の前歯が舌によって上方へ持ち上げられて起こったものでした。
          治療は上の前歯を改善する事と、前歯の傾斜を改善することにしました。
          開口症例は、舌の運動が改善されないことによる後戻りが多く見られます。

【抜歯部位】    非抜歯  88X88.jpg

          



                    【開口の種類】

      今回説明する舌の働きは、高齢者の摂食嚥下障害とは少し論点が違います。
    人が成長過程で起こる舌の運動機能の誤りであって、舌運動機能障害ではありません。

〈歯性の開口〉
               舌の使い方を誤ったために起こる開口 

        (1)前方部開口                (2)側方部開口
  咬合平面_11   側方開口
    (1)前方部開口は、舌の先を上下前歯の間に挟んだために起こります。
    (2)側方部開口は舌の横の部分を上下側方歯の間に挟んだために起こります。
   
    予防方法は、つばを飲み込む時に舌の先を上の前歯と歯ぐきの境界部に当てるようにして下さい。
    
    開口が3才を越えて治らない場合できるだけ早い時期に矯正専門医に相談をして下さい。

    文献によると、10才までの治癒率(予後の安定度)は70%程度と言われていますが、
    10才以上の場合は30%以下になるといわれています。

    舌の運動の中で同じ運動パターンをするのが、嚥下運動(つばを飲み込む運動)です。
    (食物嚥下とは区別して下さい。)

    1日平均 約1500回程度と言われています。その度に舌の先を上下の前歯の間に挟み込みます。
   この運動が一番歯に影響を与えます。この運動は前方部開口に多く見られます。

    側方部開口は、舌が大きい場合によく見られます。この場合、舌を切って小さくする手術法が
   用いられます。

〈骨格性の開口〉
         成長過程において、上下の骨の成長方向が違ったために起こる開口

                     骨格性開口
             骨格性開口
    骨格性開口は上下の骨の成長過程において、上下の骨が固有の成長方向に成長するため、予防の
   方法がありません。舌の運動は上下の歯がかみ合っていないためつばを飲み込む時に、前方、側方部の
   歯と歯の間に挟みます。(口を開けてつばは飲み込みにくいため)




                   治療前(19才10ヶ月)

1555MT_A_01.jpg 1555MT_A_02.jpg 1555MT_A_03.jpg 1555MT_A_04.jpg

1555MT_A_05.jpg 1555MT_A_06.jpg 1555MT_A_07.jpg

1555MT_A_08.jpg 1555MT_A_09.jpg 1555MT_A_10.jpg



                  治療終了時(21才6ヶ月)

1555MT_C_01.jpg 1555MT_C_02.jpg 1555MT_C_03.jpg 1555MT_C_04.jpg

1555MT_C_05_1.jpg 1555MT_C_06.jpg 1555MT_C_07_1.jpg

1555MT_C_08.jpg 1555MT_C_09.jpg 1555MT_C_10.jpg


                    【 治療前後の比較 】
横顔の変化
            1555MT_03AC.jpg
                治療前(19才10ヶ月) 治療終了時(21才6ヶ月)
                 側貌感は良好だったので、現状維持に努めた。

歯並びの変化
                  治療前(19才10ヶ月)
1555MT_A_05.jpg 1555MT_A_06.jpg 1555MT_A_07.jpg
                  治療終了時(21才6ヶ月)
1555MT_C_05_1.jpg 1555MT_C_06.jpg 1555MT_C_07_1.jpg

                  治療前(19才10ヶ月)
1555MT_A_08.jpg 1555MT_A_09.jpg 1555MT_A_10.jpg
                  治療終了時(21才6ヶ月)
1555MT_C_08.jpg 1555MT_C_09.jpg 1555MT_C_10.jpg

前歯の変化
  A前歯  C前歯
        治療前(19才10ヶ月)          治療終了時(21才6ヶ月)

舌の変化
  舌の大きさA 舌の大きさC
        治療前(19才10ヶ月)          治療終了時(21才6ヶ月)

            前方部開口を閉じると、やはり舌の形態が変化しました。 





               【院長からのメッセージ】
本症例は、改善すべき問題点の種類は多くありませんが、要注意点は、
  (1)顔のの長さが長くならない様にする。
  (2)舌運動をしっかり改善する。
  (3)少し出っ歯傾向にあったので、前歯をしかり後方に移動させる。
  (4)下の歯列弓の側方部が少し内側に傾斜しているので、少し拡げ舌の置き場を確保する。

 一つ一つの問題が大きいので、きっちりとした治療および改善が必要でした。予後において、この状態を
維持していきたいと思います。最初にも述べた様に10才を越えた症例では治癒率(予後の安定を含め)
30%以下と言われているので、後戻りした場合は、後戻りの状態をよく見て再治療を行うことも含めた
予後の経過観察を行っていきたいと思います。





              【患者さんからのメッセージ】

  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  M.T.さん : 「笑った時の歯並びが気になっていた。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  M.T.さん : 「あったと思います。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  M.T.さん : 「続けられるのか不安でした。(装置をつけたままの状態を)」                                          
  院長   : 「治療期間が約1年半かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  M.T.さん : 「治療中のゴム付け。」

  院長   : 「矯正の装置は気になりませんでしたか?」

  M.T.さん : 「最初は不安でしたが、やってみると気になりませんでした。」  

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  M.T.さん : 「歯を見せたくなりました!」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  M.T.さん : 「こちらに来て、キレイな歯並びになれたことを感謝しています。
         これからも宜しくお願い致します。」

 
  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  M.T.さん : 「開口で悩んでいる人は、ぜひおすすめです。」                                   





症例10 両側性下顎犬歯の埋伏症例

                       症例10

        両顎下顎犬歯の埋伏(両方の下の犬歯が骨の中に埋まっている状態)9才4ヶ月  女性
                      【非抜歯治療症例】



【主訴】
  両顎下顎犬歯の埋伏(両方の下の犬歯が骨の中に埋まっている状態)を主訴とし来院されました。

【検査結果
  検査の結果、両側下顎犬歯の埋伏以外には大きな問題は見当たらなかった。
      Dental.jpg 1149_A_066
          下顎犬歯の位置         下顎前歯の下に犬歯がありました。


          CT.jpg
          骨の中のどの位置にあるか調べるためにCTをとりました。


【診断・治療方針】
  現在3年生(9才)ということと、犬歯の状態をしばらく観察した上で装置の装着時期を
  相談し、その後、犬歯の埋伏、および、かみ合わせの回復を行う事にしました。

【抜歯部位】
  X88.jpg



                   治療前(9才4ヶ月)
1149_A_01  1149_A_02  1149_A_03  1149_A_04

1149_A_05 1149_A_06 1149_A_07

1149_A_08 1149_A_09 1149_A_10
           
          パ_A
                治療開始時のパノラマX線

          パ_B
              開窓直前のパノラマ線(10才8ヶ月)



                15才9ヶ月(治療終了時)
08.05.17_1149完成_01  08.05.17_1149完成_02  08.05.17_1149完成_03  08.05.17_1149完成_04

08.05.17_1149完成_05 08.05.17_1149完成_06 08.05.17_1149完成_07

08.05.17_1149完成_10 08.05.17_1149完成_08 08.05.17_1149完成_09

          パ_C
          他の歯とも平行に並び、とても機能的な口になりました。




                 治療後3年経過(18才9ヶ月)
1149_D2顔口完成01  1149_D2顔口完成02  1149_D2顔口完成03  1149_D2顔口完成04

1149_D2顔口完成05 1149_D2顔口完成06 1149_D2顔口完成07

1149_D2顔口完成08 1149_D2顔口完成09 1149_D2顔口完成10
          治療後3年が経過しましたが、とても安定しています。



治療後3年経過時のパノラマX線。下の第三大臼歯(親知らず)も抜歯が終わっています。





                    【 治療前後の比較 】

横顔の変化
            1149_A_CD2顔完成
            9才4ヶ月(治療開始時) 15才9ヶ月(治療終了時) 18才9ヶ月(治療後3年経過)

 上下唇が後退し、リップバランス(唇のバランス)が改善され、とてもバランスのいい横顔(立体的な顔立ち)
になりました。

歯並びの変化
                   初診時(9才4ヶ月)
1149_A_05 1149_A_06 1149_A_07
                  治療終了時(15才9ヶ月)
08.05.17_1149完成_05 08.05.17_1149完成_06 08.05.17_1149完成_07
                 治療後3年経過(18才9ヶ月)
1149_D2顔口完成05 1149_D2顔口完成06 1149_D2顔口完成07
                   初診時(9才4ヶ月)
1149_A_08 1149_A_09 1149_A_10
                  治療終了時(15才9ヶ月)
08.05.17_1149完成_10 08.05.17_1149完成_08 08.05.17_1149完成_09
                 治療後3年経過(18才9ヶ月)
1149_D2顔口完成08 1149_D2顔口完成09 1149_D2顔口完成10

レントゲンの変化
                    初診時(9才4ヶ月)
            パ_A

                開窓直前のパノラマ線(10才8ヶ月)
            パ_B

                   治療終了時(15才9ヶ月)
            パ_C

                   治療後3年経過(18才9ヶ月)








               【院長からのメッセージ】
 下顎犬歯の埋伏症例は、上顎犬歯の埋伏に比べ歯を移動する骨の厚みが非常に狭いため、慎重に移動させる必要があります。早く移動させたり、少しでも歯を骨から外に出すと、歯ぐき、骨の退縮が起こり歯肉が下がり将来歯槽のうろうになりやすくなります。

            CT.jpg

 治療は丁寧に時間をかけて行った結果、実質6年間かかりました。歯肉の退縮も見られずとてもきれいに治りました。矯正治療は術者だけの力だけでは決して成功しません。患者さんの協力があってこそ成功します。患者さんも6年という長い間辛抱して通院してくれました。本当に感謝します。この様にして得た素晴らしい歯並び『口腔環境』を大事にして下さい。




              【患者さんからのメッセージ】

  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  A.T.さん : 「犬歯が骨の中に埋まっていたから。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  A.T.さん : 「特になかったです。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  A.T.さん : 「痛いかなぁ? という不安がありました。」                                          
  院長   : 「治療期間が約6年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  A.T.さん : 「装置が痛かったこと。」

  院長   : 「矯正の装置は気になりませんでしたか?」

  A.T.さん : 「装置が引っかかったりして気になりました。」  

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  A.T.さん : 「歯並びがきれいになってうれしいです。」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  A.T.さん : 「長い治療でしたが、矯正をしてよかったと思います。」
 
  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  N.T.さん : 「装置は痛いですが、がんばってください。」                                     




症例9 外科矯正(顎変形症)

                       症例 9

                    顎変形症 31y7m  女性
                     【外科矯正治療症例】



【外科矯正治療】
   不正咬合を大きく分類すると、上顎骨と下顎骨の前後的な不調和、と左右の不調和に分類できます。
  前後的な不調和には、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)が代表的な不正咬合です。
  左右の不調和は、上顎と下顎が左右にずれている不正交合(顔面の非対称)です。矯正治療だけ
  で改善が望めない場合、矯正治療に外科治療を併用して不正咬合を改善する事が出来ます。

   著しい上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、顔面の非対称(顔のゆがみ)など矯正治療だけ
  では治療できない症例を【顎変形症】といい、見た目の問題よりも、咀嚼や発音の面で生活に支障
  をきたしている、という切実な理由に基づいているといわれています。外科矯正治療は高度先進
  治療として認められているため、指定医療機関の認定を受けている医院であれば、矯正治療・手術
  とも健康保険が利用できます。
当院は指定医院のため、外科矯正治療には健康保険が適用できます。
  気軽にご相談して下さい。




【主訴】     顔の非対称、および、受け口を主訴として来院されました。

【検査の結果】  受け口(前後的なずれ)はさほど大きなずれは無かったのですが、左右のずれ(顔のゆがみ)
         が顕著であった。

【診断】     III級(受け口)[顔面の非対称を伴う]

【抜歯部位】   非抜歯



                    治療前(31y7m)

08.02.07_M694A_01 08.02.07_M694A_0208.02.07_M694A_0308.02.07_M694A_04
08.02.07_M694A_05 08.02.07_M694A_06 08.02.07_M694A_07

08.02.07_M694A_08 08.02.07_M694A_09 08.02.07_M694_10

   正面A2 セ
              下顎骨の左側への偏位が見られます。


      M694_A02
      顎のゆがみは顔の真ん中を基準にします。本症例は上顎骨のゆがみは無く、
      下顎骨のゆがみが見られました。手術は、上顎骨のゆがみがないので
      下顎骨のみとしました。



                  治療中(33y1m)手術直前

09.07.21_M694B101 09.07.21_M694B102 09.07.21_M694B103 09.07.21_M694B104

09.07.21_M694B1_05 09.07.21_M694B1_06 09.07.21_M694B1_07
09.07.21_M694B1_08 09.07.21_M694B1_09 09.07.21_M694B1_10




                    治療後(34y7m)

M694_C01 M694_C02 M694_C03M694_C04
M694_C05 M694_C06 M694_C07
M694_C08 M694_C09 M694_C10

      M694_C02





                   【治療前後の比較】

正貌(正面顔)の比較

    正面A 正面C
          治療前(31y7m)             治療後(34y7m)

    セ セC
          治療前(31y7m)             治療後(34y7m)
                左側への偏位は改善されました。

横顔の比較

          側面AC
                 治療前(31y7m) 治療後(34y7m)

歯並びの比較

                   治療前(31y7m)
08.02.07_M694A_05 08.02.07_M694A_06 08.02.07_M694A_07 
                   治療後(34y7m)
M694_C05 M694_C06 M694_C07

                   治療前(31y7m)
08.02.07_M694A_08 08.02.07_M694A_09 08.02.07_M694_10
                   治療後(34y7m)
M694_C08 M694_C09 M694_C10



                【院長からのメッセージ】

 大学を卒業し、大学病院に入局した1年目からこの様な『外科矯正』の担当になりました。それ以来、大学病院での外科矯正を一手に引き受ける事になりました。それ以来30年外科矯正症例を治療してまいりました。術者は毎日のこと、でも、患者さんは生涯に一度のこと。このギャップを我々術者は一番注意しなければいけないことと思います。患者さんは、大変な手術を前に前向きに頑張ってくれました。この症例がここまで改善されたのは、この頑張りだと思います。これから、数年経過観察を行う予定です。この様な素晴らしい『機能性』『審美性』をいつまでも大事にして下さい。




                 【C.O.さんからの一言】

  院長    : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  C.O.さん : 「顎の左右のズレにより、上手くかめませんでした。肩こりなどもありました。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

  C.O.さん : 「写真など顔の非対称が顕著に分かる物はとても嫌でした。」

  院長   : 「外科手術が必要ですと言われて、不安はありましたか?」

  C.O.さん : 「痛みに耐えれるかとても不安でした。」

  院長   : 「治療期間が約3年かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  C.O.さん : 「手術後はとてもしんどかったです。」

  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  C.O.さん : 「治療は大変ですが、やって良かったと思えると思います。頑張ってください。」

  院長    : 「「治療が終わった今、思う事は?」

  C.O.さん : 「先生に感謝の気持ちで一杯です。
         顎や歯並びで人の印象はすごく変わると思います。これからも今の歯を大事に
         していきます。」  




症例8 外科矯正(顎変形症)

                       症例 8

                    顎変形症 16y9m  女性
                     【外科矯正治療症例】


【外科矯正治療】
   不正咬合を大きく分類すると、上顎と下顎の前後的な不調和、と左右の不調和に分類できます。
  前後的な不調和には、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)が代表的な不正咬合です。
  左右の不調和は、上顎と下顎が左右にずれている不正交合(顔面の非対称)です。矯正治療だけ
  で改善が望めない場合、矯正治療に外科手術を併用して不正咬合を改善する事が出来ます。

   著しい上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、顔面の非対称(顔のゆがみ)など矯正治療だけ
  では治療できない症例を【顎変形症】といい、見た目の問題よりも、咀嚼や発音の面で生活に支障
  をきたしている、という切実な理由に基づいているといわれています。外科矯正治療は高度先進
  治療として認められているため、指定医療機関の認定を受けている医院であれば、矯正治療・手術
  とも健康保険が利用できます。
院は指定医院のため、外科矯正治療には健康保険が適用できます。
  気軽にご相談して下さい。



【主訴】     顔のゆがみ、および、受け口を主訴とし来院されました。

【検査の結果】  上顎と下顎の前後的ずれは非常に多きく、矯正治療だけでは顔貌、咬合の
         改善がみこめませんでした。
         上顎と下顎の水平的ずれ(顔のゆがみ)も大きく、矯正治療だけでは改善が
         みこめませんでした。

【診断】     ?級(受け口)[顔面の非対称を伴う]

【抜歯部位】   非抜歯




                    治療前(16y9m)

A_001A_002A_003A_004

A_05 A_06 A_07
A_08 A_09 A_10

A_正001   Aゆがみ_02
本症例は顔のゆがみは、上顎骨の1mmの右側への偏位、下顎骨の4mmの右側への偏位が見られました。
この様な場合、上顎骨、および、下顎骨の両方の位置を移動する手術法を考えます。この点をよく相談して
手術法を決定しました。上顎骨の偏位量がわずかだったので、今回は下顎骨のみの手術を行うことに
しました。


                    治療後(18y1m)

C_001C_002C_003C_004

C_05 C_06 C_07
C_08 C_09 C_10



                  治療後1年経過(19y1m)

D_001D_002D_003D_004

D_05 D_06 D_07
D_08 D_09 D_10



症例7 叢生(乱杭歯)及び わずかな反対咬合(受け口)

                        症例7

          上顎前歯の叢生(乱杭歯)、及び、反対咬合(受け口)11y0m  女性
                      【非抜歯治療症例】


【主訴】   前歯の叢生(乱杭歯)

【検査結果】 骨格的には少しではありますが上顎骨が小さい事による反対咬合(受け口)でした。
       上顎前歯の唇側傾斜(上の前歯が外側に傾斜をしている)、下顎前歯の舌側傾斜(下の
       前歯が内側に傾斜をしている)しているため前歯は反対咬合にはなっていませんが、
       上下の前歯を正常な傾斜にすると反対咬合(受け口)になります。叢生量は上顎歯列弓が
       -5mm(5mmスペース不足)、下顎歯列弓は-6mm(6mmスペース不足)でした。

【診断】   わずかな反対咬合、および、上顎前歯の唇側傾斜(上の前歯が外側に傾斜)、下顎前歯
       の舌側傾斜(下の前歯が内側に傾斜)があるため、予後の安定、審美的、および、機能
       を考えると、非抜歯で治療する症例であると考えました。

【抜歯部位】
      上下左右 8



                    治療前(11y0m)
1266_Aマスク_01 1266_Aマスク_02  1266_Aマスク_03  1266_Aマスク_04
1266_A_05 1266_A_06 1266_A_07
1266_A_08 1266_A_09 1266_A_10


                    治療後(15y4m)
1266Cマスク_01 1266Cマスク_02 1266Cマスク_03 1266Cマスク_04
1266C_05 1266C_06 1266C_07
1266C_08 1266C_09 1266C_10



                       再治療
 治療終了時の患者さんの年齢は15才4ヶ月で157cmでした。お母さんの身長は168cmなのでこれから大きな成長があるのではないかと考えられました。治療終期においてこの点に注意を行いましたが、成長がほぼストップしていたので治療を終わる事にしました。予後の経過観察中に下顎骨(下あご)の成長があった場合は再治療が必要であると説明し経過観察に入りました。経過観察中に下顎骨の前方成長が約1mmあり、下の歯列全体が前方へ移動し咬合の位置がずれました。完全に成長が止まった時期をみはかり再治療する事にしました。


                    再治療前(17y5m)
10.01.09_1266顔口完成_05 10.01.09_1266顔口完成_06 10.01.09_1266顔口完成_07
10.01.09_1266顔口完成_08 10.01.09_1266顔口完成_09 10.01.09_1266顔口完成_10


                    再治療後(17y11m)
1266D2マスク_01 1266D2マスク_02 1266D2マスク_03 1266D2マスク_04
1266D2_05 1266D2_06 1266D2_07
1266D2_08 1266D2_09 1266D2_10

            再治療は約6ヶ月程度で終了する事ができました。



                   【治療前後の比較】

横顔の比較
            1266横顔完成
                 11y0m(治療前) 15y4m(治療後) 17y11m(再治療後)

歯並びの比較


                    治療前(14y11m)
1266_A_05 1266_A_06 1266_A_07
                    治療後(15y4m)
1266C_05 1266C_06 1266C_07
                    再治療前(17y5m)
10.01.09_1266顔口完成_05 10.01.09_1266顔口完成_06 10.01.09_1266顔口完成_07
                    再治療後(17y11m)
1266D2_05 1266D2_06 1266D2_07

                    治療前(14y11m)
1266_A_08 1266_A_09 1266_A_10
                    治療後(15y4m)
1266C_08 1266C_09 1266C_10
                    再治療前(17y5m)
10.01.09_1266顔口完成_08 10.01.09_1266顔口完成_09 10.01.09_1266顔口完成_10
                    再治療後(17y11m)
1266D2_08 1266D2_09 1266D2_10



               【院長からのメッセージ】

 患者さんは、非常に治療に協力的で、指示をきっちり守って下さいました。もちろん、4年近い治療期間、および、再治療において、無断キャンセル、アポイント変更も無くきっちり来院されました。ブラッシングにおいてもきちんとみがいてくれました。また、一度装置をはずしもう一度治療をするというショックに対しきちんと向き合ってくれました。本当に感謝します。
 本症例は、叢生(乱杭歯)量が多く歯列弓の形態、機能、審美性を確立する事が難しい症例でした。特に多く叢生がみられ(顎が小さいため歯が生えるスペースが足らない)、これを改善するために歯列弓の形を(正常で機能的な形)を犠牲にしないことに注意しました。また、お母さんの身長が168cmと高いため成長の終わりを予測する事が困難でした。矯正治療を最後まで頑張ってくれました。
 現在、予後の観察中で治療後約1年弱が経過しておりますが安定しています。
 





              【患者さんからのメッセージ】


  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  N.T.さん : 「歯並びがきになったから。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  N.T.さん : 「特にありません。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  N.T.さん : 「 ありました。」                                          
  院長   : 「治療期間が約4年間かかり、再治療もしましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  N.T.さん : 「治療した後の痛み。」

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  N.T.さん : 「歯並びがきれいになってホッとしてる。」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  N.T.さん : 「とくにありません。」
 
  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  N.T.さん : 「 大変だけど治療が終わった時にやってよかったと思えます。」                                     




症例6 骨格性反対咬合・叢生【受け口・乱杭歯】

                        症例6

             骨格性の反対咬合・叢生【受け口・乱杭歯】11才ヶ月m  女性
                      【非抜歯治療症例】


【主訴】   前歯の叢生(乱杭歯)および切端咬合(上下の前歯の先が合う状態)    

【検査結果】 骨格的には上顎骨が小さい事による反対咬合(受け口)でしたが、下顎前歯の舌側傾斜
       (下の前歯が内側に傾斜をしている)しているため前歯は反対咬合にはなっていませんが、
       下の前歯を正常な傾斜にすると反対咬合(受け口)になります。叢生量は上顎歯列弓が
       -8mm(8mmスペース不足)、下顎歯列弓は-2mm(2mmスペース不足)でした。

【診断】   反対咬合、および、下顎前歯の舌側傾斜(下の前歯が内側に傾斜)があるため、予後の安定、
       審美的、および、機能を考えると、非抜歯で治療する症例であると考えました。

【抜歯部位】
       上下左右 8
       親知らずが横を向いていたため抜歯しました。





                    治療前(11才0ヶ月)
1265_Aマスク_01   1265_Aマスク_02   1265_Aマスク_03   1265_Aマスク_04
1265_A_05 1265_A_06 1265_A_07
1265_A_10 1265_A_08 1265_A_09


                    治療後(17才4ヶ月)

1265マスクC_011265マスクC_021265マスクC_031265マスクC_04
1265C_05 1265C_06 1265C_07
1265C_08 1265C_09 1265C_10


                   【治療前後の比較】

横顔の比較

               A_C横顔完成マスク
                        11才0ヶ月(治療前) 17才4ヶ月(治療後)

歯並びの比較

                    治療前(11才0ヶ月)
1265_A_05 1265_A_06 1265_A_07
                    治療後(17才4ヶ月)
1265C_05 1265C_06 1265C_07

                    治療前(11才0ヶ月)
1265_A_10 1265_A_08 1265_A_09
                    治療後(17才4ヶ月)
1265C_08 1265C_09 1265C_10




               【院長からのメッセージ

 患者さんは、非常に治療に協力的で、指示をきっちり守って下さいました。もちろん、6年近い治療期間において、無断キャンセル、アポイント変更すら無くきっちり来院されました。ブラッシングにおいてもきちんとみがいてくれました。本当に感謝します。
 本症例は、叢生(乱杭歯)量が多く、また、上下の骨格のずれがあるため非常に難しい症例でした。特に上の歯列弓には多く叢生がみられ(顎が小さいため歯が生えるスペースが足らない)、これを改善するために歯列弓の形を(正常で機能的な形)を犠牲にしないことに注意しました。また、お母さんの身長が168cmと高いため成長の終わりを予測する事が困難でした。治療期間が長くかかったのは第二大臼歯の萌出が非常に遅かったためでした。長期にわたる治療を最後までよく頑張りました。
 現在、予後の観察中で治療後約1年半が経過しておりますが安定しています。
 





              【患者さんからのメッセージ】


  院長   : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  M.T.さん : 「歯並びが悪かったから。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」
  
  M.T.さん : 「 とくにありません。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  M.T.さん : 「ありました。」                                          
  院長   : 「治療期間が約6年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  M.T.さん : 「器具をつけたときに痛かったこと。」

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  M.T.さん : 「歯並びがきれいになって嬉しかった。」

  院長   : 「その他何か感想はありませんか?」

  M.T.さん : 「とくにありません。」 

  院長   : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  M.T.さん : 「期間中はしんどいけど頑張ればやってよかったと思えると思います。」                                     





症例5 上顎前突&空隙歯列弓(出っ歯&すきっ歯)

                       症例 5

            上顎前突 • 空隙歯列弓 ( 出っ歯 • すきっ歯 )19y10m  男性
                      【非抜歯治療症例】


【主訴】
 患者さんは、出っ歯とすきっ歯が主訴で来院されました。前歯のスキッ歯は非常に目立ちます。重ねて出っ歯が併発するとなおのことです。小さい頃からこのかみ合わせなので日常生活においては、不自由は無かったと思われます。口の機能としてはあまりいい状態ではありません。前歯から息がもれたり、発音にも影響があったそうです。

     〈参考〉スキッ歯の原因のほとんどが、①あごの大きさに対して歯の幅が小さい場合。
         ②舌突出癖(舌の先を前歯におしつけるくせ)。③ ①と②の両方です。
         この中でも①と②両方の場合が圧倒的に多いです。また②舌突出癖の患者さん
         の中には舌が異常に大きい場合があります。めったに無いのですが、
         この場合は舌を手術で小さくする事もあります。これらの事をきちっと診断
         した上で治療を行わないとあと戻りを起こします。



【検査の結果】
   中程度の上顎前突(出っ歯)と上下歯列弓の前方部に各々5mm、3mmの空隙(スペース)が見られましたがあごと歯の大きさのバランスは悪くありませんでした。原因は舌を前方に出す舌突出癖でした。また、この癖のため、上下の前歯の前方への著しい傾斜も見られました。舌の大きさはやや大きめでしたが手術をする必要はありませんでした。
【診断】
   非抜歯(歯を抜かない矯正治療)で治療を進める事にしました。歯を抜く事で歯列弓がやや狭まり、舌の置き場が無くなり、よりいっそう前に突き出し、後戻りの原因になるからです。

【抜歯部位】    非抜歯



                    治療前(19y10m)
08.03.01_1470顔口_011 08.03.01_1470顔口_022 08.03.01_1470顔口_033 08.03.01_1470顔口_044

08.03.01_1470顔口_05 08.03.01_1470顔口_06 08.03.01_1470顔口_07
08.03.01_1470顔口_08 08.03.01_1470顔口_09 08.03.01_1470顔口_10




                    治療後(21y11m)

10.03.16_1470顔口完成C_011 10.03.16_1470顔口完成C_022 10.03.16_1470顔口完成C_033 10.03.16_1470顔口完成C_044

10.03.16_1470顔口完成C_05 10.03.16_1470顔口完成C_06 10.03.16_1470顔口完成C_07
10.03.16_1470顔口完成C_08 10.03.16_1470顔口完成C_09 10.03.16_1470顔口完成C_10




                   【治療前後の比較】

横顔の比較
                 
               1470ACマ
                治療前(19y10m) 治療後(21y11m)
 出っ歯も治り、非常にさわやかなイメージになりました。また、横顔において、唇の突出感も大変軽減され、とても素晴らしいバランスになりました、

歯並びの比較

                     治療前(19y10m)
08.03.01_1470顔口_05 08.03.01_1470顔口_06 08.03.01_1470顔口_07
                     治療後(21y11m)
10.03.16_1470顔口完成C_05 10.03.16_1470顔口完成C_06 10.03.16_1470顔口完成C_07


                     治療前(19y10m)
08.03.01_1470顔口_08 08.03.01_1470顔口_09 08.03.01_1470顔口_10
                     治療後(21y11m)
10.03.16_1470顔口完成C_08 10.03.16_1470顔口完成C_09 10.03.16_1470顔口完成C_10



  A傾斜 C傾斜
          前歯の傾斜がしっかり改善されました。

 歯並びは、全て改善され理想的な状態と考えられます。この様に舌の使い方によってなる不正咬合は、舌の使い方が治っていれば治療後は安定しますが、治っていない場合は舌の使い方の練習を行います。今後、約2年間程度観察を行っていく予定です。



                   M.O.くんからの一言

  院長    : 「特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

  M.O.くん : 「ガタガタの歯にコンプレックスがあったため。」

  院長   : 「歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

  M.O.くん : 「歯を見せて笑う事に抵抗があった。」

  院長   : 「治療前に不安はありましたか?」

  M.O.くん : 「親知らずを抜く事に不安があった。」

  院長   : 「治療期間が約2年かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

  M.O.くん : 「歯磨きに時間がかかった事。」

  院長   : 「治療が終わった今の気分は?」

  M.O.くん : 「先生に感謝の気持ちでいっぱいです。」

  院長    : 「これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

  M.O.くん : 「時間がかかりますがやって損はないと思います。」      



歯並びがきれいになってよかったですね。きれいな歯並び、機能的な歯並びを君は手に入れました。おめでとうございます。一生大事にして下さいネ

装置を入れると全ての患者さんが痛いという訳ではないのですが、痛い患者さんも沢山おられます。当院では【レーザー治療】を行う事で痛みを大幅に軽減する事が可能になりました。

今、治療中の方は一言声をかけて下さい。いつでも簡単に、大幅に痛みを軽減することが出来ます。

症例4 下顎前突【受け口】

                症例4 下顎前突( 受け口 )8y8m  男性
                      【非抜歯治療症例】

 患者さんは受け口を主訴で来院されました。お母さんが受け口で遺伝によるものと考えられました。お母さんは、小学生の時に受け口の治療をされて一時治っていましたが、その後また受け口になってしまった(後戻り)そうです。遺伝性、又は骨格性の受け口は第二次成長期にまた戻ってしまう事が多いのです。

 人の体の成長・発育は全てが同じ様に成長・発育するのではありません。私たちの顎の成長・発育は身長の伸びとよく似ています。下の4つのパターンでは一般型に属します。

          臓器発育曲線1

 下の図は一般型を拡大しています。女性と男性によっても少し違います。女性の第二次成長期の始まりは10才~12才より始まりピークは2年~3年あります。男性は約2年遅れて12才~14才から始まり約2年~3年あります。

        男女成長

 上記の内容にに加えて上あごと下あご成長においても、上あごから成長が始まり少し遅れて下あごが成長します。成長後期においては、上あごの成長が止まっても下あごの成長が残ります。せっかくきれいに受け口が治っていても、成長後期に見られる、下あごのみの成長によって再度受け口になってしまいます。


 矯正医はこれらの事を踏まえて治療に当たりますが、成長の終了時は個人差があり、予測のつかないこともあります。例えば女性で、身長が165Cm、男性で、180Cmを超えて成長する場合に見られる事が多いです。
 後戻りさせないためにもう一つ大事な事は、出っ歯、受け口の患者さんの上あごと下あごは、骨の大きさが違います。この顎の大きさの不調和をきっちり治しておく事がとても重要です。

 患者さんは、8才8ヶ月で来院されました。治療のタイミング等を診断するために検査を行いました。
検査の結果、上下の骨の不調和がみられましたが、外科矯正治療を行わなくても歯並び、顔貌等の改善が見込まれたので治療を開始する事にしました。治療終了後18才頃まで観察が必要である事を説明しました。

〈検査結果・治療方針〉上下の骨格の不調和は上あごの劣成長によるものであったため、第一期治療として、上あごの成長促進を積極的に行う事により反対咬合・下唇の突出感の改善を行うことにした。第二次成長期に入る頃にもう一度検査を行い第一期治療の改善点および残りの問題点を把握することにしました。




                  第一期治療開始期(8y8m)身長 127Cm
 M532_A001 M532_A002  M532_A003  M532_A004
M532_A005 M532_A006 M532_A007
M532_A008 M532_A009 M532_A100

                  全体治療開始期(12y1m)身長 152Cm
07.12.01_1454顔口001 07.12.01_1454顔口002 07.12.01_1454顔口003 07.12.01_1454顔口004
07.12.01_1454顔口05 07.12.01_1454顔口06 07.12.01_1454顔口07
07.12.01_1454顔口08 07.12.01_1454顔口09 07.12.01_1454顔口10

                  治療終了時(15y1m)身長 169Cm
1454_C顔口完成001  1454_C顔口完成002  1454_C顔口完成003  1454_C顔口完成004
1454_C顔口完成05 1454_C顔口完成06 1454_C顔口完成07
1454_C顔口完成08 1454_C顔口完成09 1454_C顔口完成10



                    【 治療前後の比較 】

横顔の変化

              横顔
                     8y8m 12y1m 15y1m

 下唇が突出した受け口の顔立ちだったのですが、下唇が後退し、リップバランス(唇のバランス)が改善されました。また、オトガイも前方に出て、とてもバランスのいい顔だち(立体的な顔立ち)になりました。

口の中の変化

                    第一期治療開始期(8y8m)
M532_A005 M532_A006 M532_A007
                    全体治療開始期(12y1m)
07.12.01_1454顔口05 07.12.01_1454顔口06 07.12.01_1454顔口07
                    治療終了時(15y1m)
1454_C顔口完成05 1454_C顔口完成06 1454_C顔口完成07

                    第一期治療開始期(8y8m)
M532_A008 M532_A009 M532_A100
                    全体治療開始期(12y1m)
07.12.01_1454顔口08 07.12.01_1454顔口09 07.12.01_1454顔口10
                    治療終了時(15y1m)
1454_C顔口完成08 1454_C顔口完成09 1454_C顔口完成10



                
                【院長からのメッセージ】

 患者さんは、約5年間の治療期間中、きちっとブラッシングをされ、治療日のキャンセル、変更等ほとんど無く来院され、抜歯をせずに治療を終える事ができました。大変優秀な患者さんでした。受け口はきれいに改善されました。これから約2年~3年間経過観察を行う予定です。
 本人の身長を参考にして治療を進めました。お父さんの身長が170Cmで治療終了時の患者さんの身長は、169Cmでした。治療中の身長の変化は、来院時8才8ヶ月 127 Cm、 全体治療開始期 12才1ヶ月 中学1年 146 Cm、13才7ヶ月 中学2年 162 Cm(16Cm増加)、14才7ヶ月 中学3年 168 Cm(6Cm増加)、治療終了時 15才1ヶ月 中学3年 169 Cm(1Cm増加)と成長のピークは過ぎており、お父さんの身長170Cmにほぼ近づきました。まだ成長が止まったわけではないので、下あごの成長による後戻りが100%無いわけではありません。これから3年間、高校を卒業する頃まで経過観察を行う予定です。

 本当にきれいな歯並びを君は手に入れましたネ。ご両親がすすめてくれたおかげです。ご両親に感謝してね!また、せっかく手に入れた素晴らしい歯並びを一生大事にして下さい。



                【A.F.君からのメッセージ】

院長  「お母さんに、矯正治療をしなさいと言われた時の気持ちは?」

A.F.君  「あまりわからなかったのでいやではなかった。」

院長  「治療期間が約7年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

A.F.君  「歯が痛くて2、3日あまりたべれなかった。」

院長   「 治療前に不安はありましたか?」

A.F.君  「ありませんでした。」

院長  「治療が終わった今の気分は?」

A.F.君 「本当に歯がきれいになったのでうれしいです。」

院長  「その他何か感想はありませんか?」

A.F.君  「最初あまり効果は意識してなかったけど、いつの間にか気づいたら歯並びが
     きれいになっていてびっくりしました。」


院長  「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

A.F.君 「時間はかかるけど最後には満足できると思います。」






症例3 骨格性の上顎前突【出っ歯】

                        症例3

             骨格性の上顎前突・叢生(出っ歯・乱杭歯)9y7m  男性
                      【非抜歯治療症例】


 初診時の年齢はは9y7mで上顎前突を主訴で来院した。最初はお姉さんを治療していて、『弟が少し出っ歯なので見て欲しい』ということでした。見たところ少し出っ歯が見られたので、検査をしてどの程度の不正咬合かを見ることにしました。

 検査の結果、出っ歯の程度は中ぐらいだったので、治療開始するには少し早いと判断しこのまま観察をすることにしました。理由は、本人の身長は135Cmで父の身長が175Cmその差が40Cmもありました。彼の上下の骨格のずれは、第二成長期(声変わりする頃)に治療開始すれば充分改善できると判断し、また、不必要に早い時期に治療を開始することによる弊害をさける為に、治療開始時期は小学校高学年を予定しました。

早い時期に治療を開始することによる弊害の主なものは、

   ・ブラッシングが充分にできない。【虫歯になりやすい】
   ・本人が矯正治療の必要性を理解していない。【治療の協力を得れない】
   ・本人が矯正治療を希望していない場合、その事を親に言えない。
    または 言いにくい。【ストレスになる】
   ・治療期間が長くなる。【全てのリスクの原因になる】

このような事より、不正咬合の状態を見て、治療開始時期をしっかり見極める必要があります。

                    初診時[9y7m]

 装置の装着は行わず、観察をする事にしました。
M_485_マスクA_01 M_485_マスクA_02M_485_マスクA_03M_485_マスクA_04

M-485__P_05 M-485__P_06 M-485__P_07
M-485__P_08 M-485__P_09 M-485__P_10



                    治療開始期(11y0m)

 小学校5年生(144Cm)になり、そろそろ第二成長期を迎える時期になったので、最初は上あごの出っ歯を改善するために、上から装置の装着をおこない約1年半治療をしました。その後、下にも装置を装着し全体の治療をしました。
1277_2Aマスク_01 1277_2Aマスク_02 1277_2Aマスク_03 1277_2Aマスク_04

2A_05 2A_06  2A_07
2A_08 2A_09 2A_10




                    治療終了時(16y0m)

少し治療期間が長くなりましたが、とてもいい感じに治療を終了する事ができました。治療期間は5年。
笑顔がとてもさわやかな好青年になりました。
1277Cマスク_01 1277Cマスク_02 1277Cマスク_03 1277Cマスク_04

09.05.21_1277顔口完成_05 09.05.21_1277顔口完成_06 09.05.21_1277顔口完成_07
09.05.21_1277顔口完成_08 09.05.21_1277顔口完成_09 09.05.21_1277顔口完成_10




                    【 治療前後の比較 】

横顔の変化
     横顔マスク
               9y7m  11y0m  16y0m

上唇が後退し、リップバランス(唇のバランス)が改善され、また、オトガイも前方に出て、とてもバランスのいい横顔(立体的な顔立ち)になりました。

口の中の変化
                      初診時(9y7m)
M-485__P_05 M-485__P_06 M-485__P_07
                      治療開始期(11y0m)
2A_05 2A_06  2A_07
                      治療終了時(16y0m)
09.05.21_1277顔口完成_05 09.05.21_1277顔口完成_06 09.05.21_1277顔口完成_07

                      初診時(9y7m)
M-485__P_08M-485__P_09M-485__P_10

                     治療開始期(11y0m)
2A_08 1277_2A_09 1277_ 2A_10

                     治療終了時(16y0m)
09.05.21_1277顔口完成_08 09.05.21_1277顔口完成_09 09.05.21_1277顔口完成_10




             【院長からのメッセージ】
 患者さんは、約5年間の治療期間中、きちっとブラッシングをされ虫歯も無く、治療日のキャンセル、変更等一切無く来院され、抜歯をせずに治療を終える事ができました。大変優秀な患者さんでした。出っ歯、および、乱杭歯はきれいに改善されました。これから約2年~3年間経過観察を行う予定です。



             【H.K.君からのメッセージ】

院長  「お母さんに、矯正治療をしなさいと言われた時の気持ちは?」

H.K.君  「・・・・・・・・・・・・ 」

院長  「治療期間が約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

H.K.君  「矯正をすると、数日間は痛いし、笑うと見えるので、ずっと取りたかったです。」

院長  「治療が終わった今の気分は?」

H.K.君  「けれど、歯医者で矯正する前の写真を見ると、今はとても綺麗に並んでいて、我慢してきた甲斐がありました。」

院長  「その他何か感想はありませんか?」

H.K.君  「時間はかかったけど最終的には、矯正をして良かったです。」




              【院長からのメッセージ】

歯並びがきれいになってよかったですね。きれいな歯並び、機能的な歯並びを君は手に入れました。おめでとうございます。一生大事にして下さいネ

装置を入れると全ての患者さんが痛いという訳ではないのですが、痛い患者さんも沢山おられます。当院では【レーザー治療】を行う事で痛みを大幅に軽減する事が可能になりました。

今、治療中の方は一言声をかけて下さい。いつでも簡単に、痛みを大幅に軽減することができます。(無料)

症例2 上顎前突 • 叢生 【 出っ歯 • 乱杭歯】

                       症例2

             上顎前突 • 叢生 ( 出っ歯 • 乱杭歯 )11y4m  男性
                      【非抜歯治療症例】


 小学校高学年で来院されました。顔の非対称は無かったが、横顔において少し唇が突出しており出っ歯のイメージがありました。またオトガイの後退(劣勢長)が見られました。上の歯列には叢生(乱杭歯)は無かったが、少し前方に出ていました。(上顎前突傾向) 下の歯列は右下の犬歯が歯列からはずれていました。(乱杭歯) 来院当初の御両親の希望は、歯を抜かずに改善して欲しいとのことでした。
 検査・診断の結果ぎりぎり歯を抜かないで治療できるという事がわかり,非抜歯で治療を進める事にしました。成長期であったので、成長が『機能性』、『審美性』、『治療後の安定』などにどのような影響を与えるか、治療途中で再診断を行う事にしました。その結果、非抜歯で治療可能である事がわかり非抜歯で治療を終了しました。


                    治療前(11y4m)
Aマスク_01 Aマスク_02Aマスク_04Aマスク_03

A_05 A_06 A_07
A_10 A_08 A_09



                    治療後(14y11m)
10.03.08_1400Cマスク_01 10.03.08_1400Cマスク_02 10.03.08_1400Cマスク_03 10.03.08_1400Cマスク_04

10.03.08_1400C_05 10.03.08_1400C_06 10.03.08_1400C_07
10.03.08_1400C_08 10.03.08_1400C_09  10.03.08_1400C_10
<


                   【治療前後の比較】

横顔の比較
                 1400横顔AC完成
                     治療前(11y4m) 治療後(14y11m)
 出っ歯も治り、非常にさわやかなイメージになりました。また横顔において、唇の突出感も無くなり、オトガイの成長促進治療も成功し、とても素晴らしいバランスになりました、

歯並びの比較

                     治療前(11y4m)
A_05 A_06 A_07
                     治療後(14y11m)
10.03.08_1400C_05 10.03.08_1400C_06 10.03.08_1400C_07

                     治療前(11y4m)
A_10 A_08 A_09
                     治療後(14y11m)
10.03.08_1400C_08 10.03.08_1400C_09  10.03.08_1400C_10

 歯並びは、全て改善され理想的な状態と考えられます。右上の一番最後の歯については、予後の観察中に正常な位置に移動すると考えています。今後2年~3年(18才頃まで)の経過観察を行って行きたいと考えています。治療期間は、3年3ヶ月かかりました。(写真写真撮影年齢と装置装着日、装置除去日にはずれがあります。)



            【患者さんからのメッセージ】

院長  「お母さんに、矯正治療をしなさいと言われた時の気持ちは?」
H.K.君  「歯がガタガタだったので、したいと思いました。 」
院長  「治療期間が約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」
H.K.君  「装置を付けた1週間は、歯が痛くて食べ物が食べにくかったです。」
院長  「治療が終わった今の気分は?」
H.K.君  「歯並びが良くなって、とてもうれしいです!」
院長  「その他何か感想はありませんか?」
H.K.君  「矯正をやって良かったです。」



歯並びがきれいになってよかったですね。きれいな歯並び、機能的な歯並びを君は手に入れました。おめでとうございます。一生大事にして下さいネ

装置を入れると全ての患者さんが痛いという訳ではないのですが、痛い患者さんも沢山おられます。当院では【レーザー治療】を行う事で痛みを大幅に軽減する事が可能になりました。

今、治療中の方は一言声をかけて下さい。いつでも簡単に、痛みを大幅に軽減できます。(無料)

症例1 骨格性反対咬合【受け口】

                   症例 1
            骨格性反対咬合【受け口】13y11m  女性 
                【認定医提出症例2】


 
患者さんは、前歯部反対咬合(受け口)を主訴とし来院されました。

 正面感は左右対称で、大きな問題はありませんでした。側貌感については、オトガイの突出した受け口特有の
顔立ちでした。
 口の中を見ると、前歯は上下逆になっていました(受け口)。上の歯並びはでこぼこしており、歯列の形も内側に狭くなった形をしていました。下の歯並びはでこぼこは無かったのですが、内側に歯が傾斜していました。また、上下の真ん中がずれています。


初診時(13y11m)
04.22_1284_子05 04.22_1284_06 04.22_1284_07
04.22_1284_10 04.22_1284_08 04.22_1284_09
              写真撮影日と装置装着日は異なります。


治療終了時 (16y1m) [治療期間1年11ヶ月]
C_05 C_06 C_07
C_08 C_09 C_10
              写真撮影日と装置除去日は異なります


                 【治療前後の比較】
初診時(13y11m)
04.22_1284_05 04.22_1284_06 04.22_1284_07
治療終了時 (16y1m) [治療期間1年11ヶ月]
D1_05 D1_06 D1_07

初診時(13y11m
04.22_1284_10 04.22_1284_08 04.22_1284_09
治療終了時 (16y1m) [治療期間1年11ヶ月]
C_08 C_09 C_10

上の歯列のでこぼこも治り、受け口も改善され歯並びも理想的な形になりました。上下の歯の真ん中も合いました。

側貌感についてもきれいに改善されました。


治療後1年11ヶ月経過 (17y11m)
D1_05 D1_06 D1_07
D1_08 D1_09 D1_10

治療後約2年が経過しましたが、予後はとても良く歯列は安定しています。
治療直後の状態を維持してます。

非抜歯矯正(歯を抜かない矯正治療)のルーツ

 矯正治療の起源は旧約聖書のソロモンの雅歌の中に 「ああなんじ美わしきかな、なんじの歯は毛を剪りたる牝羊の浴場より出たるが如し云々」 とあり、古くから矯正治療はなされていました。現在の矯正治療になったのは、1900年初頭(明治後期)です。アングル先生(Edward H Angle)が矯正学という分野を確立されました。この当時アングル先生は「神さま」と言われていました。

 アングル先生は、歯を抜いて治療をする事は「神さまから頂いた歯を抜くのは、神への冒涜である」と常日頃のべておられました。何の根拠もなかったのですが、周りはその言葉に逆らう事が出来ませんでした。

 しかし、全ての患者さんを歯を抜かないで治療していたアングル先生に、ケース先生(Calvin S. Case)は学問的な根拠をしめし、一部の患者さんの治療には歯を抜いた方が良いのではと反論をされました。(1911 昭和の少し前)これが【アングル・ケースの抜歯・非抜歯論争】となりました。


アングル先生  ケース先生
       Edward H Angle(1855~1930)           Calvin S. Case(1847~1923)

 結果、ケース先生の根拠のある意見がとおり、必要があれば歯を抜いて治療する事が許されました。抜歯矯正の始まりです。その頃、ブロードベンド先生(Broadbend)により頭部X線規格写真計測法(レントゲンを使って診断をする)が発表(1934 昭和9年)されレントゲンを用いた分析・治療が進められるようになりました。矯正治療が充実し、治療結果の評価も出来るようになりました。このことから、歯を抜いて治療した症例・抜かないで治療した症例の予後(治療後数年経った結果)を評価した事で、歯を抜いて治療する必要性が実証されました。その時に歯を抜いて治療した先生がツイード(C.H.Tweed )先生でした。これを期に本格的に抜歯治療が始まりました。そしてその時の術式が現在行われている矯正治療の基盤となったのです。

                  C.H.Tweed
                    C.H.Tweed(1895~1970)

 矯正治療の診断は、抜歯・非抜歯を決定する為に行っている訳ではありません。人が生きる上で、歯が無くてはなりません。生涯自分の歯で食べれるためには、どのような位置に歯があるべきかを診断しているのです。

 この様な考え方になったのは、大学を卒業して診断の方法を習い、何気なく診断を行っていました。卒業して3年目にアリゾナのツーソンでツイード先生の講習会を受けた時の事です。講習会は2週間ありなか休みの日に、当時テニスにはまっていたので講習会会場の近くのテニスコートにテニスをしに行った時の事です。そこでテニスをしているおじいちゃんと友達になりました。色々話をしているうちに、そのおじいちゃんはツイード先生に治療してもらったという事がわかりました。歯並びがきれいのは当たり前、驚いたのは80才近いのに歯が一本も抜けていない事でした。診断の重要性を再認識しました。

 もし非抜歯治療になんのリスクもなければ、世界の全ての矯正医は非抜歯治療を行っています。非抜歯治療なら分析•診断はさほど重要ではありません。診断は生涯を通じて機能し続ける歯並びを得るためのものです。矯正治療が成功するかどうかは診断にかかっています。医師とよく相談して治療方針を決めてください。



Index of all entries

Home > 2011年11月

タグクラウド
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

Return to page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。