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症例12 成人症例における反対咬合(受け口)叢生(乱杭歯を伴う)

                        症例12

          成人における上顎前歯部叢生を伴う骨格性反対咬合症例 27才2ヶ月  女性
                      【非抜歯治療症例】



【主訴】   患者さんは、前歯の反対咬合(受け口)と叢生(乱杭歯)を主訴で来院されました。

【検査結果】 骨格的(上下のあごの骨の大きさ)には、下あごが上あごより大きく、上の前歯は
       前方に、下の前歯は内側に傾斜していました。

【診断】   上顎歯列弓の叢生を伴う骨格性反対咬合(受け口)
       本症例は矯正治療のみで行うか、矯正治療と外科的にあごの骨を短くする手術を併用
       して行う(外科矯正)かのボーダーラインの症例でした。患者さんとこの点をよく
       相談した結果、矯正治療のみで治療しました。
       左上の第二小臼歯が欠損(喪失)しておりスペースがありました。このスペースは
       上下の真ん中が著しくずれていたため、この改善のため閉じる事にしました。

【抜歯部位】 下の親知らず
        X88.jpg

   [抜歯・非抜歯の判定]
     分析の結果、本症例の下の前歯は内側へ大変傾斜をしており、抜歯を行う事でより
     いっそう下の前歯が内側へ傾斜してしまいます。機能的にも、審美的にも問題が
     生じるため非抜歯としました。




                治療前(27才y2ヶ月)

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顔の正面感(正貌)において、笑った時に上の歯がほとんど見えず、下の前歯がよく見え
受け口である事がはっきりわかります。
横顔(側貌)において、中顔面の後退感が見られ受け口の典型的な側貌感を示しています。
歯並びにおいて、上の前歯に叢生(乱杭歯)が見られ、左上の小臼歯が欠損(喪失)しスペースがあります。

                      治療前
      09_02_07_1504_02正中
    顔の真ん中(正中)に対し、上の前歯が右へ3mm程度偏位していました。



                治療後(29才y10ヶ月)

1504_27y2m_C_01.jpg 1504_27y2m_C_02.jpg 1504_27y2m_C_03.jpg 1504_27y2m_C_04.jpg

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治療前は、笑った時に上の歯がほとんど見えず下の前歯がよく見え、受け口である事がはっきり
わかりましたが、治療後においては上の前歯と下の前歯の見えるバランスがとても自然な感じに
改善さ
れました。
横顔(側貌)において、中顔面の後退による受け口の典型的な側貌感は、少し改善されました。
完全な改善のためには、外科矯正が必要と考えられます。
歯並びにおいて、上の前歯に叢生(乱杭歯)はきれいな歯並びになっています。左上の小臼歯の
欠損部(喪失)のしスペースは閉鎖されています。
                      治療後
      1504_27y2m_C_02正中
   顔の真ん中(正中)とずれていた、上の歯並びの真ん中はあっています。



                   【治療前後の比較】

横顔の比較

        1504_AC.jpg
                   27才2ヶ月(治療開始時) 29才10ヶ月(治療終了時) 

                 治療前(27才y2ヶ月)
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                 治療後(29才y10ヶ月)
1504_27y2m_C_05.jpg 1504_27y2m_C_06.jpg 1504_27y2m_C_07.jpg

                 治療前(27才y2ヶ月)
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                 治療後(29才y10ヶ月)
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               【院長からのメッセージ】

 患者さんは矯正治療に対し非常に積極的で、私たちの指示もきっちりきてくれました。治療は2年8ヶ月かかりました。これは、上下の歯並びの真ん中を合わすのと、右上の前歯が内側に転移していたのを改善するのに通常の症例に比べ約1年治療期間が延びました。治療後に後戻りが考えられるため(特に上の前歯)、後戻り防止装置は上下ともに固定式にしました。固定式の装置は、通常歯の裏側にするのですが、ブラッシングがしやすい表にして欲しいと希望があったので上の装置は表に装着しました。




              【患者さんからのメッセージ】

院長   : 「 特に今回矯正治療を受けようと思った動機は?」

C.M.さん : 「 子供の頃すすめられていたが、見ためが嫌でした。大人になってから歯並びをなおしたいと
     思うようになり、他院で検査までうけたが決心ができませんでした。」


院長   : 「 歯並びが悪いことが気持ちの上で(精神的に)影響がありましたか?」

C.M.さん : 「 ありました。」

院長    : 「治療前に不安はありましたか?」

C.M.さん : 「 ありました。」

院長    : 「 矯正器具を装着する事に抵抗がありましたか?」

C.M.さん : 「 ありました。」

院長    : 「 治療期間が再治療を含め、約3年間かかりましたが、一番苦しかった事は?嫌だった事は?」

C.M.さん : 「痛い時の食事が大変でした。子供と一緒に離乳食を食べてました、又、ゴムをかけていると
     仕事で話がしにくいのが大変でした。」

                                                   
院長    : 「 治療が終わった今の気分は?」

C.M.さん : 「 生まれてはじめての美しい歯並びでとてもうれしいです!」

院長    : 「 その他何か感想はありませんか?」

C.M.さん : 「 悩んでいる間に始めていれば良かったな..‥。」
             
院長    : 「 これから矯正治療を受けようかと迷っている人に何かアドバイスは?」

C.M.さん : 「 子育てと仕事復帰、二人目の妊娠、出産を矯正中に経験しましたがなんとかなります!!」




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